イギリスでの傘事情

今週のお題「傘」

 日本に住んでいた頃、東京で働いていた事もあり傘はファッションの一部として素敵な傘をいくつか持っていました。東京を離れ頻繁に車を使う土地に住みだすと、傘を使う事が減り傘への興味がなくなったのを思い出します。しかし、素敵な傘を見ると使わなくても携帯用の傘ではない傘を買っていました。


 イギリスでの雨傘

 小雨の場合、ロンドンを歩いている殆どの人が傘を使わないイメージがあります。傘を使わない一つの理由として日本の様なまとまった雨が降るのではなく、小雨が降ったり止んだりなので傘を使わなくてもよいのかもしれません。日本と同じで都会に住んでいないと殆どが車移動なので、都会の人より傘を使う機会が少なくなります。しかし、土砂降りであればイギリス人も傘を差しますが、ゴルフ用の傘を差している人を多々見ます。最近は見慣れて自分も差していることがあるぐらいになってしまいました。ファッションではなく、自分がどう雨に濡れないかが優先になっていますよね。私は、日本にいた時と同じでどんな雨でも傘は差します。いつ降っても良いようにシンプルな色の折り畳み式傘をバックの中に常に入れています。

 
 イギリスと日傘

 日傘は誰も使いません。凄く使いたいのですが、一般のイギリス人(私の周りのイギリス人)にはなぜ日傘が必要なのかは理解してもらえないと思うので日傘の事を友達に話した事はありません。日本でも私の若い頃は今ほど日傘を使っている人は多くなかったのではないでしょうか?今は、雨傘と日傘兼用になる傘があるので便利ですよね。いつかイギリスでも使って、イギリス人にも勧められればなと思います。


まとめ

 日本に住んでいたころは、素敵な雨傘や日傘をいくつか持っていました。友達からも素敵な傘をプレゼントされ嬉しかったのを思い出します。今は、日本にいた時のような素敵な傘は一つも持っていませんが折り畳み傘が私にとって必需品となっています。日本に住んでいた時とは違い、傘をファッションの一部として差すことはないのが少し残念ですね。日本人が傘もお洒落の一つのアイテムとして使うのは素敵な事だなとイギリスに来て思いました。長雨は嫌ですが、そんな傘の文化がある日本が懐かしく素敵だなと心から思います。イギリス人にそんな日本人の文化を分かってもらえたらなと思います。