ダイアン

 昨日は、娘が友達の誕生日パーティーに呼ばれていた。娘の友達のお母さんは日本で言うママ友、私の友達でもある。世の中こんな状態の為、少人数のパーティーで友達ともキャッチアップする良い機会でもあって、とても楽しみだった。彼女の家に着くとまず友達と他のお母さんがおしゃべりをしているのが見え、二人にHelloと挨拶をすると部屋の奥から私の事を呼ぶ声が、ダイアンと友達のお父さんだった。ダイアンは、友達のお父さんの彼女である。私は彼女が大好きで、多分彼女も私に好意を持っているように思える。彼女とお父さんは遠くに住んでいる為、本当に時々しか会う事が出来ない。それも、友達の実の母ならもっと簡単に連絡も取れるのだが、お父さんの彼女であるがためにお互い連絡先の交換はおかしいのでしていない。友達にも彼女の事が好きとは言えない、でも多分見ていて分かるはずである。ダイアンといると不思議なぐらいホッとする。なんだか分からないがとてもホッとする。イギリス人の70歳代の女性なのだけれど、なぜか凄くホッとする。昨日は、ちょっとムッとする事もあったのだが、彼女に会った時に気分が晴れた。本当に不思議である。帰る時間になった時にダイアンと友達のお父さんにさよならの挨拶をしに行った。次はいつ会えるか分からない、とても寂しい気持ちでまたねと挨拶をした。